ハーピィズペット鉄騎龍

名誉ハーピィズペット竜である〈鉄騎龍ティアマトン〉について手短に書きます

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2018/01のFLAMES OF DESTRUCTIONにて収録されました。

当初はハーピィで使えるけどどうなんだろう程度でそこまで使われることはなかったかと思いますが、このカードが注目され始めた(?)のは2018/10辺りと記憶しています。

自分はこの頃に使い始めましたが、当初の理由としては特殊召喚しやすいレベル4でかつ後攻ならばパフューマーの効果さえ通れば相手のボードを1枚取れるという点だったかと思います。その詳細については下記に。

 

短くない期間このカード使ってきたと思っていますので、このカードの強みと弱みをそれぞれ書いていこうと思います。

個人的ないわゆる感覚的なものが強くなるかもしれません、ご了承ください。

今回はハーピィのカードについては略称を使用します。

 

 

このカードの強み、採用するメリット

まず第一に、このカードの奇襲性が挙げられます。

非常にこの奇襲性というものがハーピィにマッチしています。

同じ縦列にカードが3枚という条件はことハーピィにおいては非常に簡単であり、後攻においてはパフューマーを召喚し、さらに万華鏡をパフューマーと同じ縦列で発動。パフューマーを召喚する場所は相手のカードと同じ縦列とすれば3枚のカードが揃います。

この際「無限泡影」など発動されたらどうするかなどと言った意見は、そもそもパフューマー、またはチャネラーの効果の時点で「無限泡影」を発動しない理由はあまりないのでケアする必要性は薄いと考えられます。

また奇襲性の化身である「ハーピィの羽根吹雪」というカードが我々にはありますので、相手ターンにチェーン1羽根吹雪の時点で縦列を作り、チェーン2でティアマトンというように相手の行動を1ターン制限しつつボードアドバンテージを得ることが可能です。

また相手が仮に知っていてもケアをすることが難しいというのも非常にグッドです。

ケアできるのは「インフェルノイド」など場の縦列を消せる人たちだけなので考えるだけ無駄です。「インフェルノイド」と当たったらティアマトンは諦めます。

また同じ縦列を使用できないという点も非常にグッドで、自分でEXモンスターゾーンを使用している際にもう一方のEXモンスターゾーン前にティアマトンを出すことでイージーウィンも見えます。これをするならば「無限泡影」のケアとして、相手のメインモンスターゾーンにモンスターがいるような状況でやりたいですね。

裏目として「禁じられた聖杯」がありますが、先々週「ファーニマル」に採用された禁じられた聖杯により実質EXリンクを封じられました。

第二の強みとして、ボードアドバンテージを確実に得られるという点です。

「ハーピィ」というデッキはボードアドバンテージ、特にモンスターのボードアドバンテージを得ることが非常に難しいデッキです。魔法罠に関しては、カテゴリカードである「ハーピィの羽根帚」や「ハーピィの狩場」などがあるため割と簡単です。がモンスターを除去するとなると、現代のハーピィにおいては戦闘で破壊する(SB+1で2100)かエクシーズを駆使するしかありません。

エクシーズを作る1例として「鳥銃士カステル」を挙げるならば2枚分のカードを使って1枚のカードを除去しているということであり、基本的に後手となりやらざるを得ない、相手にゲームを作られている状況のため弱いです。

この2枚を使ってエクシーズと同様のことを(耐性がある場合を除き)よくやってくれるため、ハーピィとしては非常に強いと思います。

また当然ながらセットカードにも触れることができ、サイクロン同様の働きをしつつ、「神の宣告」を除去できるという点が非常に評価の高い点です。

いわゆる「エンドサイク」ができるということもガバ伏せに対して強いです。

ついでに自分のサインを壊せるのも悪くないですね。

第三の強みとして、レベルが4であるという点です。

ハーピィにおけるレベル4である利点は言わずとも使っていればお分かりだと思いますが、現代におけるハーピィは「No.39 希望皇ホープ・ダブル」という化け物やその他ランク4でゲームコントロールを取り、羽根吹雪などを駆使して相手を止めるデッキであると思っています。ハーピィによく採用されるXのうち数体の素材になることはできませんが、この化け物ホープダブルの素材になれるだけでも優勝できます。

第四の強みとしてハーピィだけの話ではありませんが、対守護竜においてファンタズメイ、PSYフレームギア・γ、無限泡影など後攻0ターン目に縦列を作れるカードと同時に使うことで後攻0ターン目ティアマトンを可能にするという点があります。副次的なものではありますが、ティアマトンを仮にデッキに採用し、ファンタズメイも採用するならば魔法罠カードを伏せるならばEXモンスターゾーン前がいいと思います。

リンク+ファンタズメイ+伏せた魔法罠により縦列を生成し、相手への妨害になるので優秀です。

 

このカードの弱い点、デメリット

次にデメリットですが、同じ縦列に3枚という特性上コンボカードとなっており、トップで引いた場合に強い状況が少なく感じます。また効果が後攻に寄ったカードであるため先行で引いた場合腐りやすいです。羽根吹雪を同時に引いている場合は強いですがダブりで強い札ではないため、この点がいわゆる「採用可否の好み」なのではないかと思います。

また個人的にドラゴン族であるという点が非常に弱いと感じています。ドラゴン族であるため、チャネラー+ティアマトンでエクシーズを組めないというのは非常に弱く、確かにレベルが7に上昇しパフューマーのデッキから手札に加えられる枚数が増えるというのは聞こえはいいですが、その手札に加えられるカードで有力なものは万華鏡、狩場がメジャーで、その他は個別に優秀ではありますが、ティアマトンを場に出しているということに見合っていません。

決してこの点は絶対的に弱いということはなく、中盤から終盤にかけてリソースが肝になるデュエルにおいては強いですが、基本的に1~2ターン目のマウントの取り合いが多いであろう現代遊戯においては副次的なところであるため、メリットに働くことは全体を通して多いとは言えないでしょう。

正直なところテクい!で終わるのでこの点もいわゆる好みが出てくるのかなとは思います。

また基本的に使い方が非常に難しく、丁寧にタイミングと縦列を考慮して使うことが必須となるカードなため、安定して80点を取れるカードではないと思っています。

 

このカードのために羽根吹雪を相手ターンに打つといったことも選択肢として必要なのでプレイを丁寧にすることが必須条件です。

あと幽鬼うさぎがガン当たりするので、これにプランを頼るといったことは基本的に怪しいと思いますので気をつけてください。上振れパーツといった感じで使うのが精神的に楽です。

 

総評として、少し特殊なカードであり、60点は割と取ってくれますが稀に0点があるカードであり、頼り切るところが難しいといった感じです。

前回3枚採用の構築をちょっと使いましたが、対ドラゴンリンクを見てファンタズメイ、無限泡影などのカードを増やすという前提での採用であるため、通常使うならば1-2枚でいいのかなと思います。ただ試すだけならリボルバー様のストラクでノーマル再録をしているため非常に安価です。10円ストレージで見たこともあります。

一番の強みはやはり奇襲性なので、とりあえず試してみるというのは無しではないかなといった感じですね。

こんなもんで軽く書いて終わりです

何かあればTwitter(etr_scf) までお願いします。コメント多分見ないので。

あと数日中にまた何か書きたいです、でも1103ゲートボールばかりやってるので書かないと思います。1103ゲートボール楽しいのでやりましょう。

 

9/21日に川崎である「強欲で謙虚なイベント」でこの環境遊べるらしいですよ!!!!