デッキを組む8個の手順
個人的にデッキを組む方法をまとめておこうと思いました。あと暇でした。
人それぞれ組みやすいデッキのやり方もあると思いますので、鵜呑みにはしないでください。
基礎的なことを多めに、簡単な内容となるよう努力します。
始点として「カードから組む」「プランから練る」の2つがありますが、少し順番が入れ替わるだけです。その点も記載していくと思います。今回は「カードから組む」手順を書いていきます。
第一段階 カードを眺める
何よりまず最初にカードを眺めましょう。30分くらい。(僕の場合は雲をよく眺めています)
この際以外1-3は確実に行うといいと思います。
- テキストを全て覚える
- 種族、属性を覚える
- ステータスを覚える
- 裁定をチェックする
上記のことを行うだけでいわゆるルールミスが激減すると思います。
また、カードへの理解度を高めておくととっさのプレイも確実に良くなると思っています。
第二段階 使えるカードとそれを使う目的を明確にする
よく言う相性の良いカードを探すの考え方で問題ないかと思います。
ただし、そのカードを採用する明確な目的はある程度固めておいた方が良いのではないかと思います。
簡単な例を1つ挙げようと思います。
雲魔物ースモークボールの場合
- 予想GUY-発動条件があるが通常召喚した「雲魔物」のフォッグカウンターを増やすことができる
- 苦渋の選択-墓地へ送りデッキから引き込む可能性を削りながら「雲魔物の雲核」のコストを用意できる
- サルベージ-手札コストを供給でき「リンクスパイダー」の効果で特殊召喚が狙える
- リンクリボー+リンクスパイダー-このモンスターのみを素材にリンク召喚が可能であり、次に繋がりやすい
- ワンフォーワン-手札のモンスターを墓地へ送ることが可能であり、発動条件がない(その他は同様に)
- 天威の龍拳聖-非常に突破力が高く出しやすい(対象に取れないモンスターでも破壊できる)
上記のように大体のカードは作っていけると思います。作れないカードは頑張ってください
第三段階 カードのマインドマップを作る
マインドマップをご存知でしょうか。
説明が面倒なので、知らない人はマインドマップのWikipediaのでも見ておいてください。
基本的には第二段階の継続で行っていきます、が採用目的までは考えません。
例えば線の繋ぎとしては「雲魔物ースモークボール」を起点とするなら
「ジェット・シンクロン」--「ワンフォーワン」--「雲魔物ースモークボール」--「予想GUY」--「エンジェルトランペッター」
横一本での表現ですがこのノリです。
この際に遊戯王Wikiなどを見ながらやっていくと、不意にカードプールが増えることがあるので是非活用してください。
カードプールを増やすことはデッキを組む上でやって損はないと思えます。
また、ここが一番時間をかけるべきだと思っています。別のところでも応用ができます。
ここの部分では第二段階のように理由や目的などは書かないほうがいいかと思います。
第四段階 ギミックを考える
第三段階においてマインドマップを作ったら、ある程度のまとまりができるのではないかと思います。
そのまとまりは個人の経験的に「ギミック」と呼ばれるものであると考えています。
例えば、最近で言うならば「水晶機巧-ハリファイバー」→「幻獣機オライオン」→「リンクロス」→「武力の軍奏」など、一つのパワーのあるギミックとして多用されています。
このマインドマップ上のまとまりを「ギミック」とみなし、それぞれのギミックの必要枚数やできることを列挙しましょう。
次にデッキを組む際にも活かせる事なので是非残しておきましょう。
第五段階 プランを決める
プラン選択は非常に重要です。
公式的な表現をするなら「シンクロ召喚を主体とする」か「リンク召喚を主体とする」か「罠カード中心のデッキ」か「効果ダメージデッキ」など舵取りが大きく決まります。
どのようなデッキにしたいかのイメージを固めます。
また、ライフをどのカードで取りに行くかといったことも考えておきましょう。
どう言うデッキを組みたいからスタートする人はこれが第一段階です。
第六段階 ギミックをプランに沿って取捨選択する
第五段階で考えたプランに沿うギミックは何かを考えます。
例えば「シンクロ召喚をしたい」ならばチューナーが絡むギミックはどれか、となります。
「マギアス・パラディオン」によるパラディオンギミックや、幾度か登場している「予想GUY」または「緊急テレポート」+「サイキック・リフレクター」など多数考えられると思います。
どのギミックを採用し、どれを切るかを考えていきますが、この際デッキの枚数は気にしないでください。
またそれぞれのギミックの始点と終点が近いもののほうがデッキの方向性に一貫性が生まれる為、安定につながると思っています。
第七段階 役割をチェックする
ギミックをまとめて一先ずデッキのようなものになったら、それぞれのギミック及び採用カードの役割をチェックしていきます。
その際、同じ役割を持っているカードや動きの安定性に関係のないカードが幾つか出てくると思うので、それらのカードを抜いてデッキをスリムにしていきます。
60からスタートした場合この時点でデッキ枚数は51-54枚程度になることが個人的に多いです。特に53枚。
芝刈り60枚デッキの人たちはわかりません。頑張ってください
ここである程度「プロトタイプ」が完成します。
第八段階 調整段階
一度組んでみて、この状況への回答がなかった、このカードの役割がプレイして見た結果薄かったと言ったものが出てくると思います。
回答がなかった状況に対して、その回答となりうる出しやすいカードを入れるタイミングがここです。
いわゆる自由枠の決定です。
私はメインデッキの汎用カードもこのタイミングに採用をいつも考えています。
また、ギミック選択そのもののミスを感じることもあると思います。
その場合は、そのギミックを選択した理由を見直しつつ、第六段階に戻ります。
また新しいカードが来て追加したいと言ったことがある場合、カードプールが増えていった場合は第三段階に戻ります。
これでデッキはある程度出来上がりますが絶対に完成はしません。
常に改善点はどこかしらにあります。思考停止は絶対にしないようにすれば良いものになっていくと思います。
どの作業もデッキ構築の基本なのではないかと思うので、参考になれば幸いです。
マインドマップに書くなど、アウトプットすると考えもまとまりやすく、非常に良いので是非やって見てください。